Minor CP PC、携帯共通ブログ
連絡用と銘打った生存確認用ブログ。最近は携帯からのジャンプ感想板になりつつあります。
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手始めにやってみよう
カツンと暗い部屋に自らの足音が響く。あの夢だ。綱吉は直感した。
10年後の世界でボンゴレの業を引き継ぐ試練を終えてから、ごくたまに見るようになった夢。歴代のボスが4名づつ、左右に別れて長テーブルを囲んでいる。
綱吉の席は、長方形のテーブルの短い辺。誰に言われた訳でもないが、何故か分かっていた。いつものようにそこに座り、視線を上げる。そこには、あの人が座っているはずだった。
いつもなら。
「お前がⅩ世か」
綱吉の正面。テーブルを挟んで数メートル先には、よく知った男がいた。いや、彼に似た別の誰かが。
「餓鬼の頃のジョットにそっくりだな」
男は面白そうに笑った。綱吉は、ただ彼を見ていた。
男は獄寺にそっくりだった。違うのは、男の頬には印象的な彫り物があった。そして、綱吉を挑発的に見下ろしている。獄寺は、綱吉に対してあんな瞳をしない。
「あなた、は?」
いつの間にか、テーブルを囲んでいた歴代のボス達は消えていた。2人を隔てていたテーブルもなくなっている。
綱吉は椅子から立ち上がると、ふらりと一歩踏み出した。カツンと、また音が響く。
男は動かなかった。ただ、綱吉が来るのを待っている。やはり獄寺とは違う。彼なら、綱吉が動けば飛んでくるだろう。
「俺はG。初代嵐の守護者だ」
近づいてみても、やはり男は獄寺にそっくりだった。にやりと男が口端を上げる。
「G、さん・・」
綱吉はごくりと唾を飲み込んだ。
ダメだ。Gさんて!集中切れた。文字にしたらギリセーフだけど音にしたらアウトだな。そうかGさんかぁ。ツナGにこんな問題点があったとは・・。ツナGるには、まずこれを克服しなきゃだな。まだ諦めないぞ。強気受け萌える!
10年後の世界でボンゴレの業を引き継ぐ試練を終えてから、ごくたまに見るようになった夢。歴代のボスが4名づつ、左右に別れて長テーブルを囲んでいる。
綱吉の席は、長方形のテーブルの短い辺。誰に言われた訳でもないが、何故か分かっていた。いつものようにそこに座り、視線を上げる。そこには、あの人が座っているはずだった。
いつもなら。
「お前がⅩ世か」
綱吉の正面。テーブルを挟んで数メートル先には、よく知った男がいた。いや、彼に似た別の誰かが。
「餓鬼の頃のジョットにそっくりだな」
男は面白そうに笑った。綱吉は、ただ彼を見ていた。
男は獄寺にそっくりだった。違うのは、男の頬には印象的な彫り物があった。そして、綱吉を挑発的に見下ろしている。獄寺は、綱吉に対してあんな瞳をしない。
「あなた、は?」
いつの間にか、テーブルを囲んでいた歴代のボス達は消えていた。2人を隔てていたテーブルもなくなっている。
綱吉は椅子から立ち上がると、ふらりと一歩踏み出した。カツンと、また音が響く。
男は動かなかった。ただ、綱吉が来るのを待っている。やはり獄寺とは違う。彼なら、綱吉が動けば飛んでくるだろう。
「俺はG。初代嵐の守護者だ」
近づいてみても、やはり男は獄寺にそっくりだった。にやりと男が口端を上げる。
「G、さん・・」
綱吉はごくりと唾を飲み込んだ。
ダメだ。Gさんて!集中切れた。文字にしたらギリセーフだけど音にしたらアウトだな。そうかGさんかぁ。ツナGにこんな問題点があったとは・・。ツナGるには、まずこれを克服しなきゃだな。まだ諦めないぞ。強気受け萌える!
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